子供の頃に経験した、なにか物悲しく、厳粛で懐かしいお盆の雰囲気を思い出しました。いわゆる笛や太鼓の祭りではない、胡弓と三味線を奏でながらの踊りの流しは、独特の風情で静かな雰囲気に浸れます。
ポイント
- 町ごとに、胡弓と三味線で踊りながら流していきます。どの町の踊りに出会えるかは、まったくの運次第です。踊りは夜遅くまで続くのですが、ずっと踊っているわけではなく、自分たちのペースで繰り出すようです。
- 9月1日から3日と開催日が決まっています。台風が多い時期でもあり、地元の方の話では3日間とも雨が降らない事は珍しいとの事。旅行だと一夜限りのチャンスなので、天気に恵まれ、ラッキーでした。
- 近年人気が高まり、例年ならすぐに乗れると言う、21時頃の帰りのタクシーは大混雑。深夜でも踊っている通りもあるので、0時くらいまでゆっくりして帰るのも良いかもしれません。
- 町の流しの踊りを見るのが本来ですが、八尾小学校の演舞場での有料の観覧であれば、各町の踊りを見ることが出来ます。また、聞名寺での演舞も、幻想的でした。
ギャラリー
2017年9月1日
八尾小学校と聞名寺での演舞